C-5.釈迦如来坐像(黄檗様式) 売約済
価格88,000円(本体80,000円+消費税8,000円) ※送料当方負担
サイズ 高さ180o
木彫漆箔、彫眼、江戸時代
黄檗文化の影響下で作られた釈迦如来座像(本体のみ)です。
江戸時代前期、隠元禅師の来日でもたらされた中国明末清初の仏教文化は、日本の仏教界のみならず一般大衆にまで多大な影響を与え、その影響は今日に至っても名後を残すものとなっています。
頭頂部の螺髪がなく、腹部に結び目のある衣、縦横比で縦寸法がまさる身体バランスなど、黄檗様式の特徴がよく表れた仏像です。
しかしながら、様式は黄檗式ですが、明らかに日本の仏師の作で、静かな面相などに「和様」を感じさせるものとなっています。
作者に関しては手掛かりとなるものはありませんが、端正な作風から都の腕の良い仏師の作と思われます。
保存状態は白毫に嵌めこまれていた石の欠損、定印を結んだ左親指の破損、鼻先のスレがあります。
黄檗文化の影響下の書画は多く残りますが、黄檗宗寺院以外で黄檗様式の仏像を見る機会は多くありません。