A-3.覚禅抄 熾盛光仏頂断簡
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価格165,000円(本体15,000円+消費税15,000円) ※送料当方負担
サイズ 本紙 縦270o、横462o、表具1230o、横570o
紙本軸装、室町時代
覚禅抄は平安末期から鎌倉時代の僧覚禅が30年以上の歳月をついたして編纂した、ゆうに100巻を超える密教図像集です。
全巻で141巻あったとされる説もありますが、覚禅の原本は残っておらず、現在は写本が勧修寺他に伝わっています。
ご案内の品は熾盛光仏頂(しじょうこうぶっちょう)の断簡で、尊名、種子、三昧耶、尊形の記述、種子曼荼羅で構成されています。
彩色された図像は的確な線で丁寧に描写されています。一方の文字は図像と対照的に筆勢を感じさせるクセ字で書かれています。
書写された年代は、やや誇張の多い文字から室町時代を降らないものと判断します。
保存状態は本紙の薄汚れ、横に巻シワが少々。
表具は古裂表具で天地の無地の裂にスレが生じ、上部の両端がススけたようになっています。
表具に傷みはあるものの、鑑賞の妨げになるものではなく、本紙の古さと馴染んでいます。
覚禅抄はよく知られる図像集ですが、民間で断簡を軸装された図像の殆どが図像抄で、覚禅抄は稀です。