E-2.東大寺八幡経軸・軸端











価格132,000円(本体120,000円+消費税12,000円) ※送料当方負担

サイズ 全長295o、軸端長23o、軸頭径16o

東大寺八幡経※の軸および軸端です
この経は素紙大般若経としては珍しく金銀切箔で装飾された表紙と鍍金の軸端で美しく装飾され、素紙大般若経としては紙質、装丁ともに当時の最高のレベルの経と言って過言はありません。

軸棒には17文字の梵字が墨書され、両端に撥形の鍍金の軸先が付けれています。
無文の軸端はよく磨かれ、およそ800年の年月を経て尚も美しい輝きを放っています。

東大寺八幡経は明治の神仏分離で寺外に放出され、以降流転の運命をたどり、その中で失われたもの、切断されたものも多いと聞きます。
断簡で所蔵された方も多いことと思います。軸・軸端も合わせてご所蔵することをお勧めします。

東大寺八幡経(大般若経全600巻)はの再建された大仏伽藍の安穏を祈願して、嘉禄二年(1226)〜安貞二年(1228)にかけて書写され、東大寺の鎮守である八幡宮(現手向山八幡)に奉納された大般若経で、僧俗、支配階級、民衆を問わず喜捨を受けて作られた経。