D-3.古銅仏器 












茶道具の建水ほどのサイズ感です。

価格48,000円(消費税・送料込) 

サイズ 口径159o、高さ78o 

銅製鋳造、轆轤仕上げ、室町時代

低い高台を持ち、胴に太い子持紐帯を巡らせた仏器です。
胴の紐帯は仏器の証であり、太い子持紐帯は中世(室町時代)の仏具によくみられる特徴です。
用途は判っておりませんが、形状は円筒形に近く、端反形が多い密教法具とは別の用途の品のようです。
推測になりますが、布薩用具、あるいは仏前の供養具に用いられたものと考えます。

鋳造は肉厚で重厚感があり、金味も濃い茶褐色で中世の仏器の風格を感じさせます。
状態は小傷や内部の青錆がありますが、変形、水漏れはありません。
尚、鍍金は当初からありません。

花器などに見立ててお使い頂けるかと思います。