高野大師行状図画

第一図 誕生奇特〜隔河書額



第一図上段部



第一図中段部



第一図下段部



誕生奇特〜久米東塔周辺



五筆勅号 天狗問答


第二図
 第五巻・八幡約諾〜第七巻・秘鍵開題



第二図上段



第二図中段



第二図下段



久米講経周辺


大塔建立 秘鍵下開題周辺



第三図 第七巻・権者自称〜第十巻・高野臨幸




第三図上段



第三図中段



第三図下段



慈覚霊夢周辺



後七日法周辺


紙本、彩色、軸装、江戸時代 

サイズ  本紙 縦1200o 横772o  表具 縦1880o 横916o(軸先を含まず)

高野大師行状を三幅対の掛軸に仕立てたものです。
描き込みのよい作品で切箔を使った豪華な仕上げとなっています。
保存状態は本紙に絵具の剥落、小さな折れの出来た部分があります。その他に表具の一文字が浮き気味です。
いずれも小修理で直すことが出来ます。

全九十段から成り立っていますが、どの系統の絵巻を底本としたかは不明です。(同絵巻は九十一段、或いは九十二段のものなどがあるようです)
内容からみて、もとより全三幅の作品で欠落はありません。

表具は布表具、彫金金具付、三幅対桐箱入